ヴァロットン1

感想を言い合う会(仮称)、
きょうは「冷たい炎の画家 ヴァロットン展」に行ってきました。

関連イベントに出たり、ネット上で作品の一部を目にして、
ヴァロットンについてすっかり分かった気になっていましたが、
やはり本物の放つ迫力は違う!!

思っていたよりも、もっとずっと怪しくて不穏で秘密めいていました。

年代別ではなく作品の性質別にまとめた展示スタイルや、
どぎついピンクや黄色で塗った空間デザインも凝っていて、
この展示にかける美術館の気合いを感じました。

三菱一号館美術館というロケーションもよく、
レトロな建物でひとつひとつの部屋が小さいので、
ヴァロットンの絵の世界に迷い込んでしまったような錯覚に陥るのが
楽しかったです。
普段あまり買わない図録も買ってしまいました。

ヴァロットン、クセになる!!会期中にもう一度行こうと思います。

参加者は、展覧会をよくチェックするという方から、
あまり美術館に行かないという方までいろいろ。
「一人で観るときと違って、同じ作品から受ける印象やストーリーが人によって全然違うのが面白かった」
「あとでみんなで話す時間があるとわかっているから、いつもより集中して観れて濃い時間になった」という感想をいただきました。

この企画を出してから、
どうやら美術館に行くことにハードル高く感じている人が
少なからずいることがわかりました。
映画やライブやお芝居は行くけど絵は見ない、という人も多い。なぜか??

「美術史や、その画家について知識がないと行っちゃいけない場所」
「絵をどう観たらいいのかわからなくて苦手」
「映画やお芝居と違って、絵を観たあとに自分がどんな気持ちになるか想像できない」
などがあるようです。
ふむふむ...。

わたしの場合どうかな?と考えると、
絵画や写真などの美術作品を観る時の、
自分なりの軸のようなものがある気がします。
それはおそらくいろいろ観てゆく中で出来てきたものです。

どんなものを観たいか、
どこで観たいか、
どのぐらい知りたいか、
誰と行きたいか

通ううちに、自分の好みや、自分なりの楽しみ方が見えてきます。
心動かされる作品に出会ってから、美術に関心をもちはじめたという方もいました。
だから知識よりも、出会うかどうかなのかもしれません。

そのための最初の一歩として、
だれかと一緒に観て、いい体験ができるといい。
この会がそんなきっかけになればうれしいです。

今後もいろいろ企画していきます!

ヴァロットン2

ヴァロットン5